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【レビュー】パナソニックのLUMIX G 14-45mm/F3.5-5.6は古いけどコスパ抜群のレンズ

今更ですがメインで使っているG8用のズームレンズとしてLUMIX G Vario 14-45mm/F3.5-5.6を中古で導入しました。

 

G8にはキットレンズとして広角から望遠まで撮れるLUMIX G Vario 12-60mm/F3.5-5.6が付属されているんですが(しかもズームキットのほうが数千円安い)、あいにく私が買ったのはボディなのでズームレンズを揃える必要がありました。



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2008年発売、マイクロフォーサーズ最古の標準ズームレンズ

LUMIX G Vario 14-45mm/F3.5-5.6はなんと2008年に発売されたマイクロフォーサーズの初号機DMC-G1のキットレンズになっていたという最古のレンズです。

 

バラ売りは2009年にようやく開始。

35mm換算で28mm~90mmと標準~中望遠をカバーしています。

レンズの明るさもまあ一眼レフ、ミラーレス一眼のなかでは標準的なもの。

レンズ構成は9群12枚、最短撮影距離は全域で30cm、7枚の羽根絞りを搭載しているとのことでした。

最古だけあってスペックは標準レンズの王道を行っていますね。

 

それよりも何が興味深いって、同時に発売された望遠担当のLUMIX G Vario 45-200mm F4.0-5.6や2009年に発売された弟分のLUMIX G Vario 14-42mm F3.5-5.6が長い時の間に改良されたII型になったにもかかわらずこのレンズは10年以上も設計変更がなされず継続して2018年のいまでも発売され続けているってことですね。

それだけ当時のパナソニックもこのレンズの開発には力を入れていて自信を持ってキットレンズとして売り出したということでしょう。

今ではライカ基準を満たしたもっと上位のレンズが多数発売されているため、ライカ銘がないこのレンズは廉価ズームレンズの位置づけとなってしまってます。

 

で、このレンズ、新品で買うと23000円するんですが、中古だとなんと1万円を切ります。

今回は某キタ●ラで税込みの9080円で入手できました。

外観をチェックしてみる

まずは外観をチェック。

プラスチック製ながらも重厚感あるデザインで、手ぶれ補正スイッチもレンズ側に配置。

そして広角端の14mmのときが一番レンズの長さが短くなる設計になってます。

 

45mmに伸ばすとこんな感じ。

ズームリングや絞りリングは動かした感じ、少々重めですね。

 

マウントは当然ながら金属製。

 

レンズキャップは購入時社外品(FUJIFILM製)が装着されていましたが紛失したために改めてパナソニックの純正のものを買い直しています。

レンズフードは付属されていませんでした。

手ぶれ補正はレンズにあるスイッチでONOFFが設定できます。

DMC-G8に実際に装着してみました。

なんだか重そう・・・

写りを確認

それでは写りを見ていきます。

 

ボディはDMC-G8で超解像はOFF、JPEGの撮って出しです。

焦点距離:14mm(35mm換算28mm)

焦点距離:14mm(35mm換算28mm)

 

まずは大阪に行ったときに撮影した通天閣。

私の場合基本的にF5.6に絞って撮っているんですが、それにしても周辺部でも画像が流れることがなくシャープさが保たれていますね。

通天閣の金属の質感も出ていて、細かいところの工作の描き分けもバッチリなされていました。

 

周辺減光や収差がほとんどなくなっているのは私が常にアスペクト比16:9にしているために四隅がバッサリと切り落とされていることと、F5.6に絞っていることと、パナソニック伝統のカメラ内でソフト的に補正していることによるものです。

パナソニックのレンズにはパナソニックのボディが必須ですね。

オリンパスのボディにつけるとまた違った画りが得られそうですが残念ながら所有していません。

 

夜景も見ていきます。

焦点距離:14mm(35mm換算28mm)、ISO1600、シャッタースピード1/3秒、絞りF7.1

 

ダイヤルを気づかないうちに回していたのか絞りがF7.1になってました。

AFは夜にもかかわらずパナソニックの謎の技術によりコントラスト式ながらも高速でバッチリと合いましたのでストレスを感じることがありません。

画像真ん中、通天閣はブレていないのに画像下の道路がやたらブレているのはボディとレンズ、両方で手ぶれ補正をONにしていることによる相性によるものからなのか不明です。

ですのでボディ側に手ぶれ補正があるカメラに装着する場合はレンズ側の手ぶれ補正をOFFにして使う必要がありますね。

7枚羽根絞りですので光芒は14本出てます(絞り羽根が奇数枚のときは光芒は倍の本数が出る)。

 

焦点距離:14mm(35mm換算28mm)、ISO1600、シャッタースピード1/6秒、絞りF5.6

 

確かに逆光や夜のライトのような強い光源があるとフレア、ゴーストが出てしまうのはやはり価格相応のレンズなのを感じさせますね。

高いレンズだといろいろコストを掛けてレンズの構成を変えたりコーティングしたりしてフレア、ゴーストの出現を抑えているんですが、そこが価格による写りの大きな違いです。

焦点距離:14mm(35mm換算28mm)、ISO1600、シャッタースピード1/20秒、絞りF5.0

 

お次は新世界の中に行ってみました。

今度は絞りがF5.0になってしまっていますが(設定を確認しよう)それでもカッチリと写ってくれてます。

まとめ

パナソニックの標準ズームレンズは実に大量に発売されているんですが、このレンズの実力はライカ銘でないにしては高い描写力とまさにコストパフォーマンスに優れてます。

やはり初めてのマイクロフォーサーズのレンズということですから、当時のパナソニックも採算度外視で開発してくれた可能性がありますね。

とはいってももう発売から10年経っているのでその間に小型のものも含め多数のレンズが登場していますから古いこのレンズはキットレンズとしても使われなくなってしまいました。

店舗でも高級レンズばかりが目につきこのクラスのレンズはあんまり注目されないとなんとも地味な存在になってしまっているのが現状と言ったところですね。

 

個人的には、このレンズはG8専用に常用していくことにする予定です。

 

今回は中古での導入となりましたが予算に余裕がある人はぜひ新品で買っていただきたいですね。

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