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激安コンデジ、スマホ、ミラーレス一眼のカメラ画質を比較してみた

激安コンデジはなぜ売れなくなったか!?を考える時がたまにあります。

 

理由としてはいろいろ考えつくんですが、その中には「画質」の差がどんどん大きくなってきているというのもありますね。

 

そこで、実際に激安コンデジとスマホの画質を比較すればいいんだ!

と思いたち、急遽手持ちのカメラのほとんどを使い画質を比較をすることにしました。



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比較に使用した機材紹介

今回比較に使用した機材は以下。

激安コンデジ:カシオ EX-ZS29&キャノン IXY140

スマホに一番押されてしまい全く売れなくなっている1万円クラスの激安コンデジ。

EX-ZS29は家電量販店で10000円で売られていたこともある激安コンデジの代表格。

1/2.3型1600万画素CCDと素性不明(公式HPでも言及されていない)の画像処理エンジンを搭載。

 

当ブログにて紹介記事も書いております。

スマホ:iPhone8

日本人が使っているスマホでは一番シェアが高いアップルのiPhone。

その中から、昨年発売されたオーソドックスなiPhone8をチョイス。

というより昨年購入した私物。

 

1/3型1200万画素ソニー製裏面照射CMOSにアップル謹製の画像処理エンジンは果たしてどんな写りを見せるのか!?

ミラーレス一眼:オリンパス E-M10mk2& パナソニックDMC-GX1

参考までに、いまカメラ市場ではノリにノっているミラーレス一眼でも撮ってきました。

インスタグラムに画像を投稿するのにスマホのカメラでは物足りないと感じた層が購入していて、とくに女性のユーザーが増えてきています。

オリンパスのE-M10mk2は中級機クラスで1605万画素のCMOSとtruepic VIIの画像処理エンジンを搭載。

さらに言うとローパスなし。

パナソニックのDMC-GX1もこれまた中級機で、1600万画素Live MOSセンサーを搭載、発売は2011年と古いながらもまだまだ戦えます。

この機種はローパスあり。

 

どちらも4/3型のイメージセンサーを使ったマイクロフォーサーズマウントを使用。

この2社の画像処理の考え方は違うでしょうから写りにどう出るか?

画質比較.お昼の屋外

画像をクリックすると拡大します。

 

左:E-M10mk2 右:DMC-GX1

 

左:iPhone8 右:EX-ZS29

 

1枚目からなかなか興味深い結果になってます。

まず、iPhone8の画像だけ全体的に青緑に転んでいるのは標準カメラアプリではホワイトバランスを手動で設定できない仕様のため。

もう少し待つと正確な色温度になったはず。

他のカメラではすべて「曇天」に設定してます。

 

ミラーレス一眼の描写は2台ともさすがといったところ。

色温度のわずかな違いはメーカーが違うためのパラメーター設定の差もあるんでしょうが、どちらも緑の暖かさや古い木造建築物の雰囲気が出ています。

とくにE-M10mk2は現場の色を再現していてやはり私が気に入ったカメラだけあります。

 

でも私が見てほしいのはiPhone8の画像の上にある建物の「軒」の部分。

光が当たらない影になってしまう部分なんですが、なんと超小さいイメージセンサーにもかかわらずまったく黒つぶれしてません。

スマホのカメラもとうとうここまで表現できるようになったか・・・

これでホワイトバランスの誤認識による色被りがなければ最高だったんですけどね。

iPhone8のExifデータ

iPhone8のExifデータ、普段見かける機会がありませんが実はこんな感じになってました。

・ISO感度:20(200ではない)

・シャッタースピード:1/121秒

・絞り:F1.8

・露出補正:なし

・測光モード:パターン(マルチ?)

 

iPhone8のカメラは超低感度のISO20(200ではない)からのスタート。

今までいろんなカメラを使いましたが、ISO50よりも低い数値を見たのはこれが初めてですよ。

以前使っていたiPhone6でもISO25スタートです。

そしてレンズは開放F1.8と数値だけなら高級コンデジどころか一眼レフの単焦点レンズ並みの明るさですね。

EX-ZS29はコンデジなのに・・・

逆にEX-ZS29の写りはCCDを使ったコンデジにもかかわらず発色があんまりよくないです。

とくに葉っぱや建物が色あせてしまっていて登場初期の裏面照射CMOSセンサーみたいなことになってます。

あと、全体的にボワボワっとボケたような写りになってしまってます。

(光学手ブレ補正がないのでセルフタイマーも使って手ぶれがないようにしたのに)

等倍で見てみると・・・

画像をクリックすると拡大します。

 

左:E-M10mk2 右:DMC-GX1

 

左:iPhone8 右:EX-ZS29

 

普段めったに見ないであろう等倍画像を見てみます。

さすがに同じ大きさのイメージセンサーを持つミラーレス一眼でもDMC-GX1は7年前に発売されたカメラということもあってか設計が古いために色ノイズが残ってしまっています。

その点E-M10mk2は色ノイズも綺麗サッパリ消えています。

(イメージセンサーもE-M10mk2はソニー製、DMC-GX1はパナソニック製とメーカーによる差もあるのかもしれません、実際ソニー製のほうが性能がいいです)

 

iPhone8は一見するとミラーレス一眼と肩を並べる実力を持っているかに見えて、実はシャープネスがガンガンかけられて画像全体がパリッとしてます。

さらにノイズを潰すために塗りつぶすような処理をしているのか、特に暗い色を使っていたり暗くなっていたりするところは油絵のようになってます。

おそらくは撮影シーンを自動判別した結果で風景と判断され、シャープネスを上げて見栄えを良くする処理がなされている可能性が高いです。

 

スマホのカメラよりもさらに残念なことになっているのはEX-ZS29。

ピントを合わせているにもかかわらずボケっとしてます。

これで画質は設定で最高ランクにしてるにもかかわらず。

反面小型のイメージセンサーの宿命でもあるノイズは完全に消去されています。

解像感を犠牲にノイズを消す処理をおこなっているようです。

結論:激安コンデジの画質はスマホ以下!

結論としては、激安コンデジの画質はもはやスマホ以下!と断言できるまでになってしまいました。

イメージセンサーはコンデジのほうが多少大きいのに!

 

これはやっぱりスマホの性能が上がったことにほかなりませんね。

スマホは毎年新しい技術が搭載されているために性能の向上が著しいものになってます。

この向上された性能が画像処理の高速化や画質の向上にも活かされているというわけ。

 

それとは逆に激安コンデジの性能は数年前から大して変わっていない、上位機種は年々新しい画像処理エンジンを与えられているにもかかわらずエントリー機はコスト削減で数年前のスペックのまま。

そりゃ誰も買わなくなりますよね・・・

 

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