書院2階だけが瑠璃光院じゃない!瑠璃の庭、臥龍の庭、高野川を攻略!

5月20日に東京から新幹線で500km、京都は左京区にある瑠璃光院に拝観してきました。

 

4月下旬にTwitterを含めインターネット上で瑠璃光院の新緑の画像をひと目見て興味を持ち即新幹線の席を予約。

一週間前の気象庁と気象協会の天気予報では雨(ウェザーニュースはずっと強気の晴れと予報)でしたが、あれよあれよと3日前くらいには晴れ予報へと変わり、当日の京都の天気は快晴!

 

瑠璃光院といえばガイドブックでもネットの画像でも書院2階の色とりどりの紅葉、もしくは春の新緑と机の写り込みがその象徴となっていますが実は書院2階だけじゃなくて見どころはたくさんあるよ!ということで、見どころを攻略しちゃいます!



スポンサーリンク

高野川(たかのがわ)

瑠璃光院は土日になると混むので拝観待ちの列の長さに気を取られがちですが、実は最寄り駅、叡山電車の八瀬比叡山口駅から橋をわたる時に足元を流れている高野川の水がものっすごいキレイなんですね。

川岸でビニールシートを敷いてバーベキューか何かをしてる団体さんもいますし、釣りをしてる人もいるくらいですから、地元の人にとっては憩いの場所なんでしょう。

その高野川はちょっと下った京阪の出町柳駅付近で鴨川と合流していきます。

この画像はさらに下流の祇園四条駅と七条駅付近で撮影したんですが、キレイな流れが保たれてます。

生活排水なんて一切流してません。

 

私がこの川の水を見て感激したのは、ものすごくにごってる東京の川の水ばかり見てきたからですね。

山露地の庭

瑠璃光院にはお昼の11時頃に着いたんですが、山門向かいの空き地で30分ほど自分が入る順番を待ったでしょうか。

皆さん一組ずつ間をおいて案内の人に誘導されて入っていきます。

 

2人以上のグループは山門の前で記念撮影を行ってました。

縦と横の2枚を撮ってましたね。

(なので休日は山門だけを撮るのが事実上不可能)

拝観料2000円を払うと見えてくるのが山露地の庭と呼ばれる参道の石段と苔むした石。そして新緑のトンネル!!

ここからもうゆっくり上りたくなっちゃいますよね。

 

途中には茶庵の入口に続く小さい門もあります。

ただし今はここから入ることはできません。

 

わりとながーい石段を上がるともうすぐ玄関。

まずは右を振り向くと見えてくる13段の石段。

奥にあるので気づかない人もいそう・・・

 

玄関の手前で石橋を渡るんですが、池では鯉が泳いでました。

でかい鯉もいたんですが撮れず・・・

 

そして石橋を渡ると玄関の前には比叡山から湧き出た水が小さい滝を作ってます。

はやる気持ちを抑えて、参道の左右に見える緑と風情あふれる優雅な滝を見てまずは心を落ち着かせましょう。

書院2階

すでにこの記事で書いていますが、書院の玄関で靴を脱いで階段を上がるといきなり見えるのがこの光景。

靴箱もあるんですが、混雑しているので靴はビニール袋に入れて自分で持っていく形式。

 

荷物が1つ増えてしまうんですが、もったいぶらずに山場を最初に持ってきちゃうのが素晴らしいところ。

ただし同じ部屋の壁際には写経机がズラーッと並んでいてそこで写経をしている人が大勢いるのでこの部屋に人が集まりがち。

 

あと、昔の画像を拝見しましたところ写経机はないか、あっても本来の写経用に使っていたようですね。

写経机にビニールシートを貼って反射させるようにしたのは実はつい最近のことです。

瑠璃の庭

順路通りさっきとは違う階段を降りて1階に降ります。

 

すると見えてくるのはこの瑠璃の庭。

 

このお庭は極楽浄土を表現したもので、午後になると太陽の光を浴びた苔のじゅうたんが瑠璃色に輝きます。

私が拝観したのは午前中でしたのであいにくその瑠璃色を拝むことはできませんでした。

実はさっき書院の2階で見た光景はこの瑠璃の庭にあるもみじたちだったんですね。

特等席は有料(1000円だけど)のお抹茶席として使われてましたので追加で払う価値はあります!

臥龍(がりょう)の庭

お次に回ったのは臥龍の庭と呼ばれるお庭。

 

こちらは石の配置と水と高低差を使い天高く昇る龍の姿を表現したという躍動的なお庭ですね。

 

こちらも池には鯉が泳ぎ回り・・・

 

滝も流れ・・・

 

石の向こうにはたんぽぽも綿毛を見せてます。

どこを切り取っても画になりますね。

 

そして臥龍の庭を上から眺められる窓も渡り廊下に一ヶ所だけありました。

上から見ても美しく見えるよう一切手を抜いていないのが分かりますね。

茶庵「喜鶴亭(きかくてい)」の裏庭

瑠璃光院のかつての名前「喜鶴亭」の名前は臥龍の庭に面した茶庵に受け継がれてます。

まずはその茶庵の一番大きい部屋から見える小さい裏庭。

 

ここには窓枠が3枚ほどはめられているんですが、その窓枠は特別公開時は全て外されてます。

 

こういう小さい庭でも抜かりなくしっかりと手入れがなされてます。

 

こちらはその茶庵の入口を中から見たところ。

写真の左側に門があり、くぐると山露地の庭につきます。

 

やはり仕切りが設置されこちらから外には出られないようになってました。

お寺っぽさは全然ない

さあ、ひととおりのお部屋を周りました。

この瑠璃光院、お寺でありながらお寺っぽさが全くなく、本堂の阿弥陀様も言っちゃ悪いですがとってつけたような場所に鎮座してました。

 

それはなぜか?

 

もともとこの建物はお寺ではなかったからです。

 

明治時代に京都の政治家の別荘だったのを昭和初期にに改築し、その後はかま風呂が名物の高級料亭として営まれていたこともある建物を2005年に岐阜県にある光明寺が買い上げて改装したため、お寺ではなくかつての高級旅館の雰囲気が今も強く残されているというわけ。

旅館時代は1日4組限定のお宿だったんですが、書院2階に1部屋、書院1階は瑠璃の庭に面した1部屋と臥龍の庭に面した2部屋が宿泊できる部屋だったものと思われます。

 

当時は隠れたお宿として京都でも一部の人にしか知られていなかったでしょうからこの宿に泊まった人は美しい緑と庭をじっくりと堪能できたことでしょう。

 

それにしても、わざわざ片道15000円払って京都まで来たかいがありました。

拝観料2000円も一見高そうに見えますがお庭の美しさとこの美しさを保つためのお手入れや修復にかかるお金だと思うと安いですよ。

 

今回は日曜に行ったんですが、特別拝観が行われている間のどこかで今度は平日に行ってみたいですね。

建物自体が非常に古いので特別拝観は予期せぬうちに終了してしまいますからね。

瑠璃光院春の特別拝観

 

日時:6月15日までの毎日

時間:10時~17時

拝観料:中学生以上2000円(学生証提示で半額)

予約受付なし

駐車場なし

叡山電車出町柳駅から八瀬比叡山口駅まで14分、

八瀬比叡山口駅から徒歩5分

撮影に使用したカメラ

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。