【レビュー】キャノンPowerShot SX280HSは動作がめちゃ速い!

私が売って買ってを何度も繰り返した最強のコンデジことキャノンのIXY32S

 

実はそれとは別にもう1機種、個人的に最強なデジカメではないか!?と思える機種がありました。

 

それが2013年に発売されたキャノンのPowerShot SX280HSです。

 

 

今回購入する機会がありましたので久しぶりに使ってみました!

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スペック

・光学20倍ズーム 換算25mm-500mm F3.5-6.8のレンズ

・1210万画素裏面照射CMOS

・46万ドット液晶

・映像処理エンジンDIGIC6

・Wi-Fi、GPS搭載

・絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、マニュアル露出搭載

・マニュアルフォーカス搭載

・マニュアルホワイトバランス搭載

 

マニュアルフォーカスと絞り優先AE、シャッタースピード優先AE、マニュアル露出はキャノンの場合PowerShotの主力機種にしか存在しない機能。

SX280HSにも搭載しているということは主力機種の1つに位置づけられてるのが分かります。

 

液晶は46万ドットですが、マニュアルフォーカスにしてもピントの山がわかりやすいほどキレイな写りをしてますね。

なお、ピーキング機能はありません。

DIGIC6を初搭載した機種

キャノンのSX280HSは映像処理エンジンにDIGIC6を搭載した最初の機種です。

 

DIGIC6はいまでも一眼レフの上位~中位の一部機種で使われ続けている現役の映像処理エンジンですね。

 

他社なら新型の画像処理エンジンは自信を持って最新のフラッグシップ機に初搭載してくるんですが、キャノンの場合は発売サイクルが短いコンデジの上位機(PowerShot)や中級機~入門機あたりの一眼レフで初搭載する傾向があります。

 

DIGIC4は一眼レフ中級機、DIGIC5はPowerShot、DIGIC7もPowerShot、DIGIC8はエントリーミラーレス一眼がそれぞれ初搭載。

 

なので発売サイクルが数年間隔と長いハイアマ、プロ機がようやくDIGIC6になった頃にはパパママ向けの機種にDIGIC7やDIGIC8を惜しむことなく搭載していく、画像処理エンジンの世代だけを見るとけっこう下剋上が発生してます。

下位機種で問題点を洗い出してファームアップで改善しつつ上位機種で満を持して搭載する、それがキャノンの戦略ですね。

とにかく動作がめちゃめちゃ速い!

このカメラが何で最強なのか、それはとにかく動作がめちゃめちゃ速いから。

 

電源を入れてから撮影を始められるまでの時間、なんと体感的に1秒ないくらい。

私が持ってるミラーレス一眼E-M10mk2よりもDMC-GX1よりも処理は速いですね。

 

そしてメモリーカードにアキバで買ったどこかの安物CLASS10のmicroSDHCを使ってるのもあるんでしょうが、一枚撮ってから次の撮影への待機状態になるまでにかかる時間も1秒未満、瞬間的に終わるのでホントにストレスが全くありません。

中に組み込まれているチップもかなり性能の良いのを使っていますね。

 

そして撮影のキモ、オートフォーカスも速いです。

あの変態性能とまで言われたパナソニックのミラーレス一眼並みに瞬速でピントを合わせていってくれます。

 

最初にこの機種を買ったとき度肝を抜かれましたからね(実は3機目)。

あまりの処理の速さに。

レンズは暗くなってしまった

本体の性能が上がったのに逆にコストダウンのあおりをうけてしまったのがレンズ。

広角側の開放値がF3.5なのは一眼レフの2万円くらいで売られてる並のズームレンズもこれくらいの明るさなのでまだ分かるんですが、望遠側の開放値がF6.8まで暗くなってしまいました。

 

正確には2012年発売のSX260HSと同じレンズなのでその頃にはすでにレンズのコストダウンが始まってしまっています。

 

光学14倍ズーム、望遠側の開放値がF5.0代をギリギリ保っていた2011年発売のSX230HSが若干恋しくなるくらい。

持病もってるよ!その対策

SX280HSですが、実は持病があることが分かりました。

 

それは、バッテリーを充電して電池残量がたくさんいるのに突然「バッテリーを充電してください」という画面とともに電源が落ちるという現象です。

 

すでにリコールにもなっているんですが、原因はバッテリーを入れるところのフタ。

 

フタが閉まるときにバッテリーがちょっと奥に押し込まれ、接点と確実に接触できるようになってるんですがSX280HSの場合、設計が甘くてバッテリーが押し込まれません。

なので接点との接触が不完全になってしまいバッテリーからの電源供給が不安定になってしまう、というのが電源がいきなり落ちる原因。

対策は!?

お手軽な対策はバッテリーの内側にしおりを5枚ほど重ねて貼り付け、無理やりバッテリーを押し込んでしまえばいいだけ。

 

実は購入時から私の持っている個体はリコール対応がなされてました。

これは前ユーザーが行ったんでしょう。

 

リコール対応もバッテリーのフタの内側にある金属パーツが突起物があるものに交換なされているだけという単純なものでした。

使う上での減点ポイント

使う上での減点ポイントは2つ。

まずは、このバッテリーのフタを開けるとき、電源ボタンを一緒に押してしまうことがある点。

なんでそこに電源ボタンを配置したのか・・・

 

なので、電源ボタンを押さないようにバッテリーのフタを開けるしかないんですが、なぜか開けにくいのが2つ目の減点ポイント。

右側にあるくの字を逆にした横に2つ並んでる突起物。

こいつに爪先を当ててちょっと力を入れないとスライドしませんでした。

 

試し撮り

ここまですごく長くなってしまいましたが、さっそく試し撮りをしてきました!

 

1/2.3型イメージセンサーを持つコンデジとは考えられないくらいの描写力の高さですね。

 

どうもDIGIC4のころと比べると画像処理の傾向が変わってきてます。

ノイズの残し方がきれいになりました。

おかげで葉っぱの質感がしっかりと再現できています。

 

他社のようなノイズをなんとか消すためにギンギンの油絵傾向にしないのが老舗カメラメーカーのキャノンならではなところ。

 

お社の瓦の質感はホントにコンデジなのか!?と思わされますね。

 

実はDIGIC6は動画に特化した映像処理エンジンとのことですが、私は動画を撮影しないのでこちらに関しては評価いたしません。

総評

光学30倍ズームが当たり前な今となっては光学20倍ズームですら平々凡々なスペックですが、当時は新型映像処理エンジン搭載ということでかなり注目されたカメラです。

処理速度がものすごく高速になり液晶の解像度も非常に良好になったことで、キャノンがこのカメラに力を入れまくっていたことがよーく分かりますね。

レンズがもっと明るいものであればと注文を入れたくなるんですが、もうコスト的に難しいんでしょうね・・・

実は海外に兄弟がいるよ!

日本で発売されているのはSX280HSって型番なんですが、実はネットで調べてみたところ海外にはSX270HSとSX275HSなんて兄弟がいました。

 

SX270HSはWi-FiとGPSが省略された機種で欧州を中心に発売。

SX275HSはGPSが省略された機種で中国で発売。

 

どうやらGPSが使えない国やWi-Fiが使えない国向けにわざわざ仕様を変えて発売していたようです。

(SX230HSやSX260HSにも海外向けにGPSをなくした兄弟機がいる)

 

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